沿革

                 
月 日 事 項
1980(昭和55)年 3月   住友グループ21社から安宅コレクション寄贈の申し出を受ける
大阪市は中之島公園内に専門美術館を建設することを発表
  4月   美術館建設基本構想策定に着手(同年9月策定)
10月   基本構想に基づき、美術館設計に経験ある設計事務所(3社)に提案を求める
11月   基本設計に着手(1981年2月完了)
12月   実施設計に着手(躯体設計1981年3月、仕上設計同年5月完了)
1981(昭和56)年 2月   第12回大阪市都市景観等懇談会に図る
6月   実施設計に着手(躯体設計1981年3月、仕上設計同年5月完了)
1982(昭和57)年 9月   大阪市立東洋陶磁美術館条例制定
11月   竣工
11月6日   大阪市立東洋陶磁美術館開館式
11月7日   一般公開開始 開館記念展「東洋陶磁の展開」(~1983年1月14日)
1983(昭和58)年 3月   「昭和57年照明普及賞」を受賞
11月12日   特別展「定窯白磁展」(~12月18日)
1984(昭和59)年 3月31日   「建築業協会賞」を受賞
9月9日   特別展「上海博物館所蔵 中国歴代陶磁展」(~10月21日)
1985(昭和60)年 4月   友の会発足
9月15日   友の会通信発行開始
1986(昭和61)年 7月1日   企画展「近代陶芸-浜田庄司展」(~8月31日)
1987(昭和62)年 10月14日   開館5周年記念特別展「李朝陶磁500年の美展」(~11月23日)
1989(平成1)年 2月11日   特別展「シカゴ美術館中国陶磁名品展」(~3月21日)
4月1日   開館以来の新収蔵品から50点を「新収蔵品展」(~5月7日)にて紹介
5月16日   特別展「桃山の茶陶展」(~6月18日)
6月27日   企画展「現代イギリス陶芸家 ルゥーシー・リィー展」(~7月30日)
1990(平成2)年 4月10日   企画展「牡丹の意匠展」(~6月10日)
10月27日   特別展「エトルリア文明展」(~12月9日)
1991(平成3)年 1月15日   企画展「やきものの硯-中国・朝鮮・日本」(~3月10日)
11月23日   シカゴ美術館(~1992年2月3日)、サンフランシスコ・アジア美術館(同年3月2日~4月26日)、ニューヨーク・メトロポリタン美術館(同年5月2日~7月12日)において「安宅コレクション朝鮮陶磁展」を開催
1992(平成4)年 1月7日   特別展「川喜田半泥子展」(~2月23日)
10月10日   開館10周年記念特別展「高麗青磁への誘い」(~11月29日)
1993(平成5)年 6月26日   特別展「ヨーロッパに開花した色絵磁器 柿右衛門展」(~8月8日)
1995(平成7)年 1月17日   兵庫県南部地震 以後、粘着マット、免震装置などを随時導入し、地震対策の強化に努める
1月28日   特別展「皇帝の磁器―新発見の景徳鎮官窯―展」(~3月12日)
5月13日   特別展「珠玉の陶芸 板谷波山展」(~6月18日)
1996(平成8)年 2月2日   第1次李秉昌コレクション韓国陶磁121件の寄贈
3月   第1期ボランティアガイド活動開始
4月   小・中学生入館料の無料化開始
4月6日   特別展「人間国宝 石黒宗麿展―陶芸のエスプリ―」(~5月19日)
1997(平成9)年 4月29日   企画展「東洋の染付 中国・朝鮮・日本・ベトナム」(~8月31日)
7月   新館増築工事着工
1998(平成10)年 1月10日   開館15周年記念特別展「―中国中原に華ひらいた名窯―耀州窯展」(~2月22日)
3月25日   第2次李秉昌コレクション韓国陶磁100件の寄贈
3月30日   本館一部改修、及び新館との接続工事着工のため休館(~8月31日)
4月7日   山口県立美術館(~5月10日)、愛知県陶磁資料館(5月16日~6月21日)、栃木県立美術館(6月28日~7月26日)において「安宅コレクションの名宝展」を開催
9月1日   改修工事、接続工事の終了により本館部分を再開館
9月30日   第3次李秉昌コレクション韓国・中国陶磁130件の寄贈
12月12日   特別展「中国陶磁の至宝 英国デイヴィッド・コレクション展」(~1999年2月21日)
1999(平成11)年 3月16日   新館開館式典
3月17日   新館一般公開 新館開館記念展「優艶の色・質朴のかたち―李秉昌コレクション韓国陶磁の美―」(~4月18日)
4月   「韓国陶磁研究奨学生」の募集開始(以後2007年まで毎年度募集)
4月25日   特別展「神品とよばれたやきもの―宋磁展」(~6月13日)
2000(平成12)年 1月25日   メトロポリタン美術館「大阪市立東洋陶磁美術館蔵 韓国陶磁名品展」(~6月11日)
3月1日   ホームページ開設
3月   李秉昌記念陶磁資料室公開(~2010 年まで。以後、作品収蔵スペースとして活用)
4月1日   第2期ボランティア・ガイド活動開始
5月13日   特別展「中国・法門寺地下宮殿の秘宝―唐皇帝からの贈り物」(~7月2日)
6月   メトロポリタン美術館において当館韓国陶磁の33件を常設展示(~2002年7月)
7月11日   企画展「アメリカを魅了した韓国陶磁」(~9月24日)
8月3日   第1次堀尾幹雄コレクション濱田庄司作品ほか204件の寄贈
10月   ベルリン国立東アジア美術館において当館韓国陶磁の21件を常設展示(第1回・~2004年10月)
10月3日   特別展「堀尾幹雄コレクション 濱田庄司―手仕事の軌跡」(~2001年1月28日)
2001(平成13)年 3月29日   第2次堀尾幹雄コレクション濱田庄司作品ほか38件の寄贈
7月5日   第3次堀尾幹雄コレクション中国陶磁23件の寄贈
8月   地震対策強化のため、本館展示室の免震台工事開始(~2012年3月まで毎年度継続実施)
9月15日   特別展「ルネサンスの精華 イタリア・ファエンツァ国際陶芸博物館所蔵マジョリカ名陶展」(~10月28日)
2002(平成14)年 2月9日   特別展「愛知県陶磁資料館コレクション 日本陶磁5000年の至宝」(~3月24日)
4月23日   企画展「高田早苗氏蒐集 ペルシアの陶器展」(~6月30日)
4月26日   MOA美術館(~6月9日)、栃木県立美術館(6月15日~7月14日)、山口県立美術館・浦上記念館(9月7日~10月27日)において「心のやきもの李朝-朝鮮時代の陶磁」を開催
11月2日   開館20周年記念展「心のやきもの李朝-朝鮮時代の陶磁」(~12月8日)
2003(平成15)年 4月5日   特別展「陶の詩人 小山冨士夫の眼と技」(~5月18日)
10月4日   受贈記念企画展「白檮廬コレクション 中国陶磁展」(~11月30日)
2004(平成16)年 4月   第3期ボランティア・ガイド活動開始
4月20日   特別展「平賀源内のまなざし 源内焼」(~6月27日)
9月18日   企画展「高麗青磁の誕生―初期高麗青磁とその展開―」(~12月12日)
10月   ベルリン国立東アジア美術館において当館韓国陶磁の21点を常設展示(第2回・~2015年12月)
2005(平成17)年 4月8日   特別展「デンマーク王室の磁器コレクション―ロイヤル・コペンハーゲン」(~5月29日))
10月   九州国立博物館において当館韓国陶磁約30件を「文化交流展示 海の道、アジアの路」として常設展示(~2011年3月21日まで計4回実施)
10月14日   第4次堀尾幹雄コレクション濱田庄司作品ほか11件の寄贈
2006(平成18)年 1月5日   企画展「愛知県陶磁資料館コレクション やきものの狛犬」(~3月26日)
4月   指定管理者制度導入
4月4日   企画展「牡丹-花咲く東洋のやきもの」(~7月23日)
2007(平成19)年 2月10日   特別展「将軍家への献上 鍋島―日本磁器の最高峰―」(~3月25日)
4月7日   開館25周年記念特別展「美の求道者・安宅英一の眼―安宅コレクション」(~9月30日)
10月1日   電気室内アスベスト除去工事のため休館(~2008年3月31日)
10月13日   三井記念美術館(~12月16日)、福岡市美術館(2008年1月5日~2月17日)、金沢21世紀美術館(2月29日~3月20日)において「美の求道者・安宅英一の眼―安宅コレクション」を開催
2008(平成20)年 1月19日   第1回李秉昌博士記念公開講座 「中世・東アジアを魅了したやきもの―12~13世紀の高麗青磁」
4月1日   友の会制度のリニューアル
6月3日   沖正一郎コレクション鼻煙壺1139件の寄贈
7月19日   受贈記念特別展「中国工芸の精華 沖正一郎コレクション―鼻煙壺1000展」(~9月28日)
9月18日   沖正一郎鼻煙壺展示コーナー新設・公開
10月11日   企画展「酒器に酔う― 東アジアの酒文化」(~12月26日)
10月19日   京阪電車中之島線開通にともない、最寄り駅「なにわ橋」駅新設
2009(平成21)年 1月10日   特別展「濱田庄司/HAMADA SHOJI― 堀尾幹雄コレクション」(~3月22日)
1月31日   第2回李秉昌博士記念公開講座 「高麗「翡色」の秘密をさぐる」
4月1日   ホームページのリニューアル公開
8月1日   企画展「中国陶磁に遊ぶ―入江正信コレクション」(~11月23日)
8月1日   水都大阪2009開催記念事業・企画展「水都大阪再発見」(~11月23日)
12月5日   国際交流特別展「北宋汝窯青磁― 考古発掘成果展」(~2010年3月28日)
2010(平成22)年 4月   第4期ボランティア・ガイド活動開始
8月7日   国際交流企画展「幻の名窯 南宋修内司官窯-杭州老虎洞窯址発掘成果展」(~11月28日)
11月6日   第4回李秉昌博士記念公開講座 「中世の沈没船の謎―海底から現れた高麗青磁」
12月11日   特別展「ルーシー・リー展―ウィーン、ロンドン、都市に生きた陶芸家」(~2011年2月13日)」
2011(平成23)年 4月9日   特別展「浅川巧生誕百二十年記念 浅川伯教・巧兄弟の心と眼―朝鮮時代の美―」(~7月24日)
9月10日   国際交流企画展「碧緑の華・明代龍泉窯青磁―大窯楓洞岩窯址発掘成果展」(~12月25日)
12月3日   第5回李秉昌博士記念公開講座 「高麗“象嵌青磁”の魅力をさぐる」
2011(平成23)年 12月26日   空調設備改修、LED照明設置のため休館(~2012年4月6日)
2012(平成24)年 1月28日   サントリー美術館において「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション―悠久の光彩・東洋陶磁の美」を開催(~4月1日)
3月10日   甘粛省博物館(~5月6日)、北京芸術博物館(5月18日~8月15日)、遼寧省博物館(8月30日~10月21日)、大連現代博物館(11月1日~2013年1月5日)、厦門市博物館(1月18日~3月15日)、内蒙古博物院(3月27日~5月25日)において「江戸名瓷―伊万里展」を開催
4月7日   全展示ケース内に免震台完備、LED照明導入し、再開館
開館30周年記念特別展「国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年」(~7月22日)
8月10日   開館30周年企画展「白磁を飾る青―朝鮮時代の青花」(~10月14日)
10月27日   開館30周年企画展「国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗―伝世の名品」(~12月25日)
2013(平成25)年 3月9日   第6回李秉昌博士記念公開講座 「高麗“鉄絵青磁”の世界をさぐる」
4月20日   特別展「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(~7月28日)
8月10日   企画展「白檮廬(はくとうろ)コレクション-中国古陶磁清玩」(~11月4日)
11月23日   国際交流企画展「定窯・優雅なる白の世界―窯址発掘成果展」(~2014年3月23日)
2014(平成26)年 1月18日   第7回李秉昌博士記念公開講座 「高麗白磁の世界ー最新の研究成果から」
4月12日   特別企画展「蓮―清らかな東アジアのやきもの×写真家・六田知弘の眼」(~7月27日)
8月16日   特別展「IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」(~11月30日)
10月1日   ホームページのリニューアル公開
2015(平成27)年 3月7日   第8回李秉昌博士記念公開講座 「東アジア海域と高麗青磁Ⅰ」
4月4日   「大坂の陣400年記念事業」特別展:「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」(~6月28日)
9月5日   日韓国交正常化50周年記念 国際交流特別展「新発見の高麗青磁―韓国水中考古学成果展」(~11月23日)
2016(平成28)年 3月5日   第9回李秉昌博士記念公開講座 「東アジア海域と高麗青磁Ⅱ」
4月   第5期ボランティア・ガイド活動開始
4月29日   特別展「没後100年 宮川香山」(~7月31日)
8月13日   企画展「朝鮮時代の水滴—文人の世界に遊ぶ」(~11月27日)
12月10日   特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」(~2017年3月26日)
2017(平成29)年 2月18日   第10回李秉昌博士記念公開講座 「北宋汝窯青磁と高麗青磁」
4月8日   特別展「ハンガリーの名窯 ヘレンド」(~7月30日)
9月23日   国際巡回企画展「イセコレクション-世界を魅了した中国陶磁」(~12月3日)
12月16日   開館35周年記念・日中国交正常化45周年記念特別展「唐代胡人俑―シルクロードを駆けた夢」(~2018年3月25日)
2018(平成30)年 3月17日   第11回李秉昌博士記念公開講座 「元と高麗」
3月23日   第1次松惠コレクション日本陶磁ほか240件の寄贈
4月7日   特別展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」(~7月16日)
9月1日   特別展「高麗青磁―ヒスイのきらめき」(~11月25日)
12月8日   企画展「オブジェクト・ポートレイト」(~2019年2月11日)
2019(平成31)年 1月12日   第12回李秉昌博士記念公開講座 「高麗と汝窯の新発見」
2月26日   第2次松惠コレクション日本陶磁ほか147件の寄贈
2月26日   辻井コレクション灯火具84件の寄贈
3月   友の会制度終了
4月6日   特別展「文房四宝-清閑なる時を求めて」(~6月30日)
7月13日   日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン」(~10月14日)
12月21日   特別展「竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション-メトロポリタン美術館所蔵」(~2020年4月12日)
2020(令和2)年 4月   新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ボランティアによる解説ガイドを中止
5月31日   年間パスポート「MOCO PASSPORT」販売開始
6月2日   特別展「天目―中国黒釉の美」(~11月8日)
11月21日   特別展「黒田泰蔵」(~2021年7月25日)
2021(令和3)年 3月7日   第13回李秉昌博士記念公開講座 「耀州窯青磁と高麗」
8月11日   企画展「受贈記念柳原睦夫花喰ノ器」、企画展「福井夫妻コレクション古九谷」(~2022年2月6日)
2022(令和4)年 3月5日   第14回 李秉昌博士記念公開講座「高麗陶磁と磁州窯系陶磁」
4月11日   エントランス棟の増築工事にかかる安全祈願祭
2023(令和5)年 3月4日   第15 回李秉昌博士記念公開講座「東アジア水中考古学の成果」
3月18日   泉屋博古館東京において、特別展「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101 」を開催(~5月21 日)
7月11日   九州国立博物館において、特別展「憧れの東洋陶磁—大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」(~9月3日)
8月31日   エントランス棟の竣工式
2024(令和6)年 4月11日   リニューアルオープン式典
4月12日   リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」
10月19日   大阪市・上海市友好都市提携50周年記念 特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」(~2025年3月30日)