過去のイベント

第15回 李秉昌博士記念公開講座「東アジア水中考古学の成果」のご案内
2023.01.23

第15回 李秉昌博士記念公開講座 「東アジア水中考古学の成果」を以下の内容で実施いたします。

toyotoji_web-1p

 

 

■ 日 時 : 2023年3月4日(土) 14時00分~16時30分

■ 会 場 : オンライン開催(YouTubeからの限定公開配信) 要事前申込(参加無料)
■ 主 催 : 大阪市立東洋陶磁美術館
■ 後 援 : 駐大阪韓国文化院、東洋陶磁学会
■ 協 力 : アートエリアB1

 

■開催内容
1976年、朝鮮半島西南部の新安沖で発見された「新安船」の調査は、その後の韓国における水中考古学のモデルとなり、韓国国立海洋文化財研究所によって水中考古学が目覚ましい発展を遂げました。現在、同研究所によって調査された海底遺物の高麗青磁をはじめ、紀年銘が書かれた木簡などに基づいて、高麗時代や朝鮮時代の陶磁の編年、生産、流通の実態が解明されつつあります。
今回、韓国、中国、日本の研究機関がこれまでに取り組んだ水中考古学の最新の研究成果について、第一線の研究者をお招きし、ご紹介いただきます。
なお、本講座は、在日韓国人である故李秉昌(イ・ビョンチャン)博士(1915-2005)による韓国陶磁研究のための寄付によって開催するものです。李秉昌博士のご厚志に対し、心からの敬意と感謝の意を表します。

 

■ プログラム
14:00~14:05 開会挨拶 守屋雅史(大阪市立東洋陶磁美術館 館長)

14:05~14:45 講演1 韓国水中考古学の現況と成果(日本語字幕)

―2015年以降の水中発掘を中心として―

金炳菫氏(韓国・文化財庁、前国立海洋文化財研究所 遺物科学チーム長)

14:50~15:30 講演2 中国水中考古学の発展と展望(日本語字幕)

孫鍵氏(中国・国家文物局考古研究中心 副主任、水下考古所 所長・研究員)

15:35~16:15 講演3 日本における水中遺跡調査研究の現況

池田榮史氏(國學院大學研究開発推進機構 教授)

16:15~16:30    総括 守屋雅史

16:30        閉会

※講演者・講演内容・タイムスケジュールは事前の予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

■ 申込方法
2月6日(月)より申込みを開始いたします。
下記URL(またはQRコード)より、必要事項を申込フォームに入力の上、お申し込みください。3月2日(木)までにご視聴URLをメールでお送りします。
開催当日の配信時間帯も参加を受け付けますが、事前のお申込みをおすすめします。
参加者には当日資料「李秉昌博士記念 韓国陶磁報告書15(「東アジア水中考古学の成果」)」(PDF版)のダウンロードURLをお知らせします。

お申込みフォーム:https://bit.ly/koza0304

QRコード:

QR_20230304re(jpg)

■ アーカイブ配信
公開講座終了後、YouTubeにて公開講座の動画を期間限定でアーカイブ配信します。詳細は、2023年3月8日(水)頃公開する大阪市立東洋陶磁美術館ホームぺージの「お知らせ」内の情報をご覧ください。

■申込・配信に関するお問い合わせ先:アートエリアB1
電話 06-6226-4006(12時~19時)
※月休

■ 本講座に関するお問い合わせ先:大阪市立東洋陶磁美術館
電話 06-6223-0055(9時~17時半)
※土日祝休
ホームぺージ :https://www.moco.or.jp

 

イベント情報一覧へ戻る